四半世紀ぶりの道の駅めぐり。昔と今で様子の異なるところのひとつが、ドッグラン。
25年前には、少なくとも北海道で『ドッグラン』なるものを耳にしたことはなかった。それが今や、『ドッグラン併設』で人気の道の駅が複数あるらしい。
それならばと、『海が見られるドッグラン』に惹かれて、☆ロマン街道しょさんべつへ。
自宅から片道200kmちょっと、到着までの所要時間は3時間半ぐらい。まぁ日帰り圏内だな、と気楽に出発。

海岸線沿いの一本道だから、スマホのナビがひたすら無言。少し脇道に入って出て、久々にしゃべったと思ったら、
「76キロメートル道なりです」
道なりが長い。そしてあと76km、この人の出番はない。なんだか気の毒になって、ナビを切った。

到着したら、曇天だった。広大な北海道では、出発地と到着地の天気がまるで違うのはよくあること。

で、ドッグランどこやねん。見渡す限りの芝生の、どこがドッグランなのか分からない。風が強くなってきて肌寒く、人がいない、犬もいない。もはやどこからどこまでが道の駅の敷地なのかも分からない。
結局、海が見られる広々とした芝生を散歩して、帰路についた。


帰り道は土砂降りで、分かりやすくテンションが下がるアン。マイペースな千代。明らかに運転疲れの飼い主。
25年前の道の駅めぐりで、日曜日の早朝に自宅を出て約1,000km運転し、夜中に帰宅して月曜日の朝元気に出社していた若者は、目・肩・腰がヤバい初老になった。
初老に片道200kmは、日帰り圏内ではない。日帰りするなら、目的地で少し仮眠をとるぐらいの時間的余裕が必要。
…ひとつ賢くなった。



