ヘソ天バロメーター

千代は、下部尿路が繊細な男。

このところ週1で病院に通い、毎日2回の投薬を続けている。

そんな中、一目で「あ、治ってきたな」と分かるのが、寝相。いつものヘソ天。

千代はデフォルトの寝相がヘソ天だから、丸くなって猫っぽく寝ていると要警戒。

飼い主としては、ヘソ天を見ると、もう痛くないんだなと安心する。

声を掛けると、顔だけ動かしてヘソ天キープ。いつものおっさん。

一方で、飼い主の寝床の逆側を見ると、ヘソ天の小娘。

声を掛けると、こちらも顔だけ動かしてヘソ天キープ。

思えば、私が1人で北海道に移住してからの数十年、一緒に暮らした犬猫たちの寝相はみんなほぼヘソ天だった。

そういえば、ウサギもヘソ天だった。

あと1週間で閉店のペットショップで、500円ほどで売られていた雑種のウサギ。雑種だから大きくなりますと言われて大きいサークルやらケージやらベッドやらいろいろ買ったのに、大人になってもネザーランドドワーフぐらいのサイズにしかならなかった。

いつも私のそばでヘソ天で寝ていたから、晩酌をしながら、「おいそこの草食動物、野生の本能はどうした」と話しかけたものだった。

…それはさておき、薬がいらなくなったらまたお出かけしような。

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