風呂場の猫

猫は、犬よりはるかに器用。犬がどうにかできることなら、猫は難なくできる。

アンがいつもバァン!と開けるドアを、スッと開けた千代。

「お前こんなとこで何しとんねん…」みたいな目で見られた。風呂に入っとるんやけど。

なんかモメているが、

適当に折り合いをつけて、

スルッと入ってきた。

のすのす、

のすのす、

のすのす移動。迷いなし。

アンはもともとシャンプー大好き犬だが、千代も風呂場を怖がらない。

もうちょい遠慮してくれ。

その毛、濡れたら拭くの大変なんやけど。

見学すんな。

こっち見んな。

ガン見すんな。

…というわけで、私は風呂からあがったら、

まず猫を拭かなければならない。

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